補語(C)

補語(C)

補語とは、
①主語が何なのか、どういう状態なのかを説明するもの。
②主語と補語はイコールの関係にある。
②は補語を判断するときの手段として、よく見かける説明です。

例1)You are happy.
これは、You = happy だから、happy は補語だ、ということになります。これで納得できれば良いのですが、be動詞だから、とにかくS+V+Cだ、と思っている人は、受動態、進行形の文で間違える可能性がありますので要注意です。

例2)You looks happy.
これも、You = happy だから、happy は補語だ、ということになります。納得できますか?
look,seem,appear,soundなど、「〇〇(補語C)のようだ」と表現する動詞を伴う場合、be動詞と同じように、たしかに後ろに続く部分 (ここではhappy)は、補語と理解して正しいです。

これ以外にも、
become,get,make,grow,turnなど、「〇〇(補語C)になる」
keep,remain,stayなど、「〇〇(補語C)のままだ」
という表現があります。

ここまで読んで、
「なんとなくイコールでつないでなんとかしろ。」「はい、もう大丈夫です。」となりましたか?
これで納得できる人は、日本語の文法が、感覚としてしっかり脳ミソに浸み込んでいる人です。

日本文で補語を考える

その1 主語+名詞の文

例)私は吉田良夫です。
You = happy よりも、私 = 吉田良夫 のイコールの方が納得感があると思います。このように、主語に助詞(は,が,も,・・・)を伴い、名詞がくっついた文は、“②主語と補語はイコールの関係にある。”に該当するから、S+V+Cの文型に該当するといえます。

その2 主語+形容動詞の文

例)私はハンサムだ
形容動詞は、名詞の文と同じく「〇〇だ、〇〇です。」と表現できるので、私 = ハンサム のイコールのカタチがすんなり納得できるはずです。
英文にすると、I am handsome.
I = handsome のイコールが成立するので、S+V+Cの文型に該当するといえます。例1、例2のhappy もこれに該当します。

その3 主語+形容詞の文

例)私はうれしい
形容詞は、うれしい/悲しい/楽しい/イタイ、など「〇〇い」と最後に“い”が付く語です。では、「私 = うれしい」という関係性は、“②主語と補語はイコールの関係にある。”に該当すると言えるのでしょうか?

算数/数学でも使う”=”は、
〇〇=△△ ⇔ 〇〇は△△だ
と表現されます。これをあてはめると、「私 = うれしい」は、「私はうれしいだ」とどこかの方言みたいになってしまうので、違和感を感じます。

ですが、これを英文で表現すると、
I am glad.
となります。これは、S+V+Cの文型に該当するものとされます。

これを納得するためにどうしたらよいかというと、
I am glad. が、
ア、S+V(第1文型)ではないこと
イ、glad が目的語ではないこと
を確認します。
とにかくすべての英語の文は基本5文型のどれかに該当する、という考え方の下、消去法でS+V+Cのカタチに該当する、ということにならざるを得ない、という結論です。

基本5文型は、英語と日本語のルールの違いを判断するための根本的な基礎になる考え方です。テストで、「この英文は、第何文型ですか?」などという問題は出題されることはありません。ですが、普段、日本語を媒体としてものごとを考えている日本人にとっては、英語のテストで点数を取るためには欠かせない大事な考え方なので、かならず完璧に5文型の区別ができるようにしてください。「テストに直接出るものじゃないから」と疎かにしないでください。

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